Galette Comtoise

ガレット・コントワーズ(コンテチーズガレット)
生地を使わないで、チーズのアパレイユを型詰めして焼きます。チーズはコンテ産のハードタイプ、すりおろしをバターと卵、薄力粉などでアパレイユとします。
薄力粉125g、バター125g、コンテ125g、全卵3個、塩少々
薄力粉を二度ほどふるいます。この粉を軽く指先でかきまわしてフォンテーヌ状にします。中央のくぼみに全卵とすりおろしたコンテ、やわらかくほぐしたバター、塩を入れて、手でよく混ぜ合わせます。このあと粉を内側からひき込むように混ぜます。全体を軽くまとめるように捏ねます。ビニールで包み、約一時間ほど冷蔵庫で休ませます。テンパンにバターをうすくぬり、手粉をふり、直径21センチのセルクルをおきます。このセルクルに休ませておいた生地を詰めます。生地の表面に溶き卵を刷毛でぬり、よく切れるナイフで模様を画きます。高温のオーブンで、25~30分間を目安に焼きます。
コンテ / Comté
フランシュ・コンテ産ハードタイプのチーズで、乳脂肪45%、熟成期間は3~6ヵ月。まろやかな芳香を持ち、少し塩分のきいた味です。そのまま食卓で食されるとともに多くのチーズ料理に使われます。
編集後記
このガレットは、フランスのコンテ産チーズを使います。フランシュ・コンテ産ハードタイプのチーズ。乳脂肪 45%、熟成期間は 3~6ヵ月。まろやかな芳香を持ち、少し塩分のきいた味。そのまま食卓で食されるとともに多くのチーズ料理に使われます。ただ、このチーズ、街の食品店で探しても、なかなか見つからないかもしれません。といって、諦めないでください。同様のハードタイプのチーズであれば、同じようなガレットは作れます。 このガレット、つまり底生地をを使わないで、型に直接アパレイユを詰めて焼きます。生地を用意することがないので、思いついたら作ってみる、ということの便利さがあります。それにしてもレシピのなんとシンプルなこと。粉とバターと卵。それにチーズです。作り方も簡単です。となれば、暑い夏の午後、さっと作ってみて、冷えたビールか、発泡酒などでご賞味ください。