リンゴのオムレット、コー地方風。アントルメ用のオムレツです。リンゴをバターで炒めて、カルヴァドスで香りをつけたものをオムレツに詰めるものです。リンゴとカルヴァドス、それに生クリームの味はノルマンディー地方ならではのものです。
リンゴ2~3個、全卵6個、塩少々
リンゴは皮を剥き、芯を除いて、薄切りにします。フライパンに配合外のバターを入れて、火にかけて熱します。ここにリンゴを入れて充分に炒めます。全卵をごく少量の塩を加えて、充分に泡立てます。フライパンに適量のバターを落として、ここに泡立てた卵を注ぎます。ソテーしたリンゴをくるむようにして焼きます。これは皿に移して、グラニュー糖をふりかけます。カルヴァドスをもちいて、フランベします。
ノルマンディー風のオムレットをもうひとつ紹介します。まず、レネット種のリンゴを3個、四つ割りにして皮をむいて、種をのぞき、少し厚めの薄切りにします。このリンゴをバターとバニラシュガーで煮ます。リンゴが煮えたらクレム・ドゥブル大匙4杯とカルバドス大匙2杯を加えて煮詰めます。上記と同様にオムレットを作りますが、これは生クリームと砂糖を加えた卵を溶きほぐしてオムレット状に焼きます。これに上記のリンゴを巻き込みます。粉砂糖をたっぷりとふりかけて、オーブンでグラッセします。クレム・ドゥブルをまわりにかけて供します。
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