「豆腐のマロンクリームパイ」の応用です。マロンピュレをサツマイモのピュレに代えたもので、仕上げは二通り。カボチャなども利用できます。タルト生地
小麦全粒粉200g、アーモンド粉140g、ベーキングパウダー5g、ベーキングソーダー3g、塩2g、水60g、キャノーラ油40g、メープルシロップ40g、天然バニラエッセンス適量
小麦全粒粉とアーモンド粉、ベーキングパウダー、塩をフルイに通して良く混ぜます。ボウルに、水とメープルシロップ、キャノーラ油を入れて良く混ぜます。配合外の温湯で溶いたベーキングソーダーを混ぜます。これらを先の粉類に加えて丁寧に混ぜます。これをビニールではさんで、めん棒で厚さ2~3ミリに伸ばします。タルトレット型を用意して、伸ばした生地をしき込みます。そのまま温度180℃のオーブンで、20分間を目安にカラ焼きにします。別に同じ生地を直径6センチの円形に抜いて、テン板に並べて、温度180℃のオーブンで、20分間を目安に焼きます。オーブンから出したら、粗熱をとり、充分に冷まします。
サツマイモの豆腐クリーム
サツマイモ(ピュレ)300g、豆腐クリーム80g、キビ砂糖シロップ適量、天然バニラエッセンス適量
豆腐クリームは「豆腐のマロンクリームパイ」を利用します。サツマイモの裏ごしたものに、豆腐クリームとバニラエッセンスを加えて、なめらかなクリーム状にします。これにキビ砂糖シロップを適量加えて絞れる固さに調節します。
仕上げ
ふたつの方法があります。(a)長方形のパイ型で生地をカラ焼きにして、この生地に豆腐クリームを型の半分程まで絞り詰めます。その上に星口金を使って、豆腐のサツマイモクリームをコルネ状にきれいに絞ります(写真上参照)。(b)あらかじめ豆腐クリームをドーム形に絞り、冷凍庫か冷蔵庫で冷し固めます。このクリームを円形に焼いた生地の上にかさねます。その上に、細口金を使って豆腐のサツマイモクリームを好みの形に絞ります(右写真参照)。
補足
豆腐は市販の「絹ごし」を使用します。豆腐の大豆臭を除くための前準備として、豆腐を湯豆腐と同様に湯で10分間ほど煮て、ザルにあけて常温まで冷まします。冷蔵庫で冷してから使います。
できあがり
30×8.5×3センチ長方形1台分+直径6センチ6台分/用意する時間25分間/加熱時間30分間